地元の新聞(中日新聞)の夕刊に、春休み前にも実施される高速道路料金の大幅値下げによって、フェリー業界が苦境に立たされるという記事が掲載されました。
それによると、土日祝日は関東、関西圏以外の高速道路料金の上限が1000円となるため、長距離航路が大きな影響を受けることは必至として、減便する動きが出ているそうです。
例えば、太平洋フェリーは、名古屋-仙台-苫小牧の定期航路のうち、日曜日の出発便を今月から初めて、全面休止にしました。
フェリーに限らず、公共交通機関は、これまでもギリギリの経営をしてきているところが多いことを考えると、今回の高速道路料金割引によって、息の根を止められる会社が出てくるのではないかと心配です。
以前、政府、関係省庁、各政党に意見を送付したように、是非、一日1,000円の鉄道旅行券(公共交通機関利用券)配布のアイディアを検討していただきたいと思います。