東京で19年ぶりに4月に雪が降ったそうです。
前回の1988年に降った時、私は東京にいて、サクラと雪という組み合わせが異様で、美しさより怖さを感じた覚えがあります。
4月に真夏日になったり、雪が降ったり、落差が激しいですね。
温暖化が進むと、大気中の対流が激しくなります。
つまり、低気圧も高気圧も強くなり、渦の勢いが増します。
大気の渦の影響で、もともと、西から低気圧が近づく際には暑くなり、通過すると寒くなる傾向があるわけですが、渦が強くなると、その差が激しくなるのです。
ですから、地球温暖化の影響は、暑くなるばかりかというと、そうではなく、極端な気象の変化を起こすため、例えば、2004年4月22日に、岐阜県の神岡町では、31.3度の真夏日を記録し、その2日後には雪が降るということがありましたが、このような現象を起こすこともあると考えられるのです。