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環境ジャーナリスト 講演講師 富永秀一 ブログ

台風の“面状降水帯”に注意

台風14号が九州に接近しています。

 

気象庁の発表によると、9月17日23時時点で、中心気圧910hPa、大型で猛烈な台風となっています。

 

九州南部などに特別警報が出されています。

 

衛星データによる中心気圧

衛星データによる風速

衛星データによる降雨量

衛星データを見る限り、台風の目の形が整っていることで、実際より強く見えているのではないかという気もしますが、瞬間では50mを超えるような風が記録されるかもしれません。

 

この台風で特に注意すべきは雨ではないかという気がします。

ニュースなどで、線状降水帯が発生するかもしれない、という表現を使って警戒を呼びかけていますが、台風の雨の恐ろしさは、“面状”に降水帯が広がっていることで、長期間、暴風を伴った豪雨が降ることです。

 

宮崎県に1000mm以上の雨を降らせた2005年の台風14号のような被害が出るかもしれません。

www.data.jma.go.jp

気をつけましょう。

 

2022年9月19日追記

 

24時間・48時間降水量 -気象庁

やはり24時間で700mm近くという豪雨をもたらす台風となっています。

日本横断コースを通りそうですので、まだまだ気をつけましょう。

 

 

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