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環境ジャーナリスト 講演講師 富永秀一 ブログ

温室効果ガス 本当に8%以上削減する事が大切

 日本の2020年までの温室効果ガス削減の中期目標が、2005年比で15%減、1990年比で8%減となりました。

 もっと厳しくて良いとは思いますが、数字だけ厳しくしても、実現できなければ意味はありません。

 実際、京都議定書で約束した1990年比6%減も達成できるかどうか危ういのですから。

 今回の、現時点の削減目標は、海外から排出権を獲得したり、植林したりといった分は含めておらず、これらについては、今後の各国との話し合いでどう扱うかを検討していくそうです。

 京都議定書では、それらの削減量を5.4%分と見込んでいましたので、同様に考えると、1990年比で13%以上の削減に相当する事になります。

 まあ、数字だけいじくっても、本当に減らさなければ意味はありません。

削減が進んでいる産業界だけでなく、大幅に増加している家庭部門やマイカーの部分もどうやって減らしていくのか、私も、講演、ブログ、記事執筆等様々な方法で、情報提供していきたいと思います。