7月も世界の平均気温は過去最高 今年は最も暑い年へ
気象庁:世界の7月平均気温の偏差の経年変化(1891〜2015年:速報値)
http://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/temp/jul_wld.html
7月の世界の平均気温は、1981〜2010年の30年平均より0.38度高く、1891年以降で最も暑い7月でした。
今年は、2月と4月が第3位だっただけで、それ以外はすべての月で過去最高の平均気温となっていて、今年が観測史上最も暑い年となる見込みが強くなっています。
去年、2014年は16年ぶりに世界の年平均気温の最高値が更新され、いよいよハイエイタス(世界平均気温上昇の停滞現象)が終わり、上昇期に入るのではないかという見方が出始めましたが、2年連続で、しかも大幅な更新となれば、ますますその可能性が高まります。
それにしても相変わらず日本ではこうした報道がほとんどされません。
気象庁はせめて報道発表位して欲しいと思います。
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