「ウィルスを検出しました」
ポータブル型HDDを私のパソコンに接続した瞬間、ウィルス対策ソフトが警告しました。
昨夜、講演の打ち合わせを自宅兼事務所でした際、関連の画像を受け取ろうと、持参されたHDDをつないだのです。
早速該当ファイルを隔離した上で、そのHDDをスキャンしたところ、出るわ出るわ、複数の種類のウィルスが全部で20のファイルから検出されました。
実際には、何でもないファイルを、ウィルス対策ソフトがウィルスだと誤検出する場合もあるようですが、一つ一つ調べている時間がなかったので、全部隔離した上で、画像ファイルだけコピーして事なきを得ました。
最近はUSBメモリーや外付けHDD経由のウィルス感染が増えているそうです。
ちなみに、ウィルス対策ソフトを入れていても、それだけで安心はできません。ウィルス定義ファイルを毎日更新する設定にしておく必要があります。
先日も、IEの脆弱性をついて攻撃するウィルスが、たった数日で世界各地に広がった事例がありました。
OSや各種ソフト、ウィルス対策ソフトは、常に最新の状態にしておくようにしましょう。
ただ、OSの大幅なアップデートの場合は、そのせいで不具合が起きる事もあるので、1、2日待って、Web上で騒ぎになっていない事を確かめてから更新するようにしています。
ウィルスに感染するとその一台が被害を受けるだけでなく、そのパソコンを踏み台として、ウィルスを大量発信するケースがあります。
ネットに接続する際のエチケットとして、自分のパソコンのセキュリティには気を配りましょうね。