少し前ですが、10月11日、12日と、所属している議会運営委員会で、行政視察に行きました。
①埼玉県所沢市「議会改革について」
②埼玉県飯能市「議会ICT化への取り組みについて」
報告書です。
所沢市議会は、議会基本条例の制定時も改定時も、特別委員会を設置、専門的知見を得て、パブリックコメントを募集、住民説明会開催と、非常に丁寧に手順を踏んで決めていました。また、全会一致にこだわり、徹底的に議論を積み重ねていました。
豊明市議会も、今、議会基本条例を見直している所で、丁寧な決め方、全会一致へのこだわりなど見習いたいと思いました。
また、議会報告会だけでなく、20~40代から無作為抽出した方々を招いて、ワールドカフェ形式で広聴会を開いていて、若い世代の声を聞く良い方法だと思いました。
みみ丸カフェで寄せられた意見
埼玉県飯能市では、議会のICT化によって、紙の枚数にして年間約10万枚減らし、全員協議会の資料削減額約24万円、本会議会議録冊子廃止で印刷製本費約186万円、合計年間210万円費用を削減していました。
議会がICT化を進める最大の目的は議会と市民との距離を縮めることというのは、シンプルで訴える力がありました。
議会事務局の負担を減らし、本来の役割である、議会の立法機能発揮のために力を使ってもらい、それが市民との距離を縮める結果になるということです。
当市でも本来の目的を見失わず進める必要があると思いました。