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環境ジャーナリスト 講演講師 富永秀一 ブログ

ひまわりバスが利用しやすくなります!

今日は豊明市議会の一般質問で、会派ごとの代表質問と関連質問が行われました。

我々、新風とよあけは、近藤善人代表が質問し、副議長の杉浦光男議員を除く全員が関連質問しました。

代表質問は答弁込みで60分、関連質問は、質問時間5分間で一回だけできます。

私は市長の所信表明やマニフェストなどに出てくる「公共交通網の拡充」の関連で、豊明市コミュニティバスである、ひまわりバスについて質問しました。

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「ひまわりバス」 豊明市Webサイトより

ひまわりバス路線図・時刻表

まず、このひまわりバスの路線図と時刻表が分かりにくいんです。

例えば前後駅から市役所まで利用しようと思った場合、名鉄沿いに走る青い線の路線が一番早そうだなと思います。

という事は2号かと思って時刻表を下を見ていくと、この路線図ではどんどん市役所から遠ざかっていく。しかも左回りと書いてあるのに右に回っていくわけです。

では2号の右回りがあるのかと思って探すとありませんし、仕方ないのでそのまま時刻表と路線図を見ていくと、また前後駅に戻ってしまいます。その後やっと市役所に向かいます。

と言うことは、最短距離の時刻を見るには、二度目に出てくる前後駅から市役所の時間を見ればいいのか、と分かるまでずいぶんかかります。

これでは、使ってみようかなと思っても、結局よく分からずにあきらめる人も結構いるでしょう。

慣れた人しか使えない状態では、新たな利用者を増やしていくというのは難しいだろうということで、まずは、せめて、回る方向の矢印を入れるなど、わかりやすくできないか質問しました。

そして、今は路線図と時刻表を照らし合わせるなんてことは、あまりしなくて、みんなWebやスマホなどで出発点と目的地を入力して、最も早いバスに乗りますから、コミュニティバスにも対応している代表的なサービス、NAVITIMEジョルダンで調べてみると、ひまわりバスは出てきません。

愛知県の日進市や、東海市一宮市豊田市豊山町などのコミュニティバスは検索できます。

非常に分かりにくい路線図や時刻表と格闘しなくても、スマホやWebで一発で検索できるようになれば、使ってみようという人も出てくるでしょう。

しかし、もし登録料などが高いといけないと思って両社に聞いてみたところ、無料とのことでした。

市から正式に時刻表などのデータをもらえれば、数ヶ月で登録してもらえるとのことでしたから、お願いする考えはないか質問しました。

もしやるということであれば、すぐ電話できるように、連絡先と担当者も印刷して用意しておきました。

最後に、今、65歳以上の方は500円で1カ月乗り放題の定期がありますが、これを65歳未満の方でも、800円とか、1000円とか、多少高くなったとしても定期で乗り放題になれば、使ってみようという人が出てくるのではないかと思い、そうした定期を導入する考えはないか質問しました。

1つ目の地図に矢印を入れるなど、分かりやすくする工夫は「すぐやります」との答弁でした。

2つ目のNAVITIMEジョルダンなどへの登録は、担当部長の答弁は「前向きに検討」でしたが、市長が「すぐやります」と答えてくれたので、休憩になってから、連絡先などを渡しました。

3つ目は、65歳未満の方は朝、夕に決まった方が利用されるだけなのでどれだけ効果があるか分からないが一応「検討する」とのことでした。

という事で、しばらくすると、ひまわりバスが少し便利になります。

豊明市民、そして豊明市にお越しになった方、是非、ご利用下さい。