http://mainichi.jp/select/news/20150612k0000e020210000c.html
二酸化炭素の回収・貯蔵システムなしの石炭火力は新設すべきではないと思いますので、妥当な判断でしょう。
新設だけでなく、既設の石炭火力についても、二酸化炭素の回収・貯蔵システムの設置を義務づけ、できない場合は重い環境税をかけるようにした方が良いでしょう。
ベースロード電源としては、地熱発電、中小水力発電、バイオマス発電の普及を進める必要があります。
特にバイオマスについては、いずれ限界が訪れる廃棄物や未利用材ではなく、藻類などから作るバイオオイルや、食糧と競合しない燃料作物など、積極的に増産できる資源の普及を進める事が重要です。
「迫り来る気候変動の恐怖 ~地球温暖化が招く未曾有の危機~ 後編」
環境気候エネルギー出版 富永秀一著
定価300円