本当は読後に載せたいと思ったのですが、当分まとまった時間が取れる見込みはなく、細切れに拝読するしかないので、感想も途中途中で書き留めておくことにしました。
いきなり最初が「陰徳陽報」。
この言葉から始められるとは、武沢先生、素晴らしいです!
語源は、(以下斜体は引用)目立たない善行は報われること。人知れぬ恩得をほどこした者は、目に見える恩恵を必ず受ける。善行は他人のためだけでなく、結局自己のためにもなると教えた言葉。
同様の意味の「情けは人のためならず」や、悪い行いの意味も含む「因果応報」はよく使いますが、この言葉は、人に対することだけでなく、善い行いの方に焦点が当てられていて、良い言葉だと思います。
武沢先生は、“超訳”として、天に一人一冊ずつ、陰徳貯金の通帳があると考えようと提案されています。
悪行をすれば残高が減って、マイナスになれば、天罰がくだり、善行を積んで、一定額になれば天恵がふりそそぐというわけです。
佳い行いをしていれば、一時的に損をしたとしても、いつか意外な形で良いことがあったりします。
天はあなたの動きをすべてスキャニングしている
この意識を常に持っていたいものです。
『使える!社長の四字熟語』