大阪府堺市で、私がアドバイザーをさせて頂いている、堺市産業振興センター環境ビジネス研究会の公開セミナーがあります。
梅雨も明け、いよいよ原発が足りない状態で、夏の消費電力量のピークを迎えることになります。節電や代替エネルギーへの取り組みは企業にとって大きなテーマとなっています。
一般企業が取り組む創エネというと、太陽光発電やガス等のコージェネレーションが有名ですが、炉など高温を扱っている会社であれば、廃熱を電気にする事もできます。
炉や排気の熱を、空気や水で単に冷やしていませんか?
せっかくの高熱を、捨てる前に電気にして利用しようというのが、今回のセミナーでご紹介する、温度差発電です。
今回のセミナーは、産業技術総合研究所(産総研)から、廃熱を直接電気に変える手法の技術移転を受けて2010年5月に設立された、株式会社TESニューエナジーの代表取締役CEO 藤田和博氏によるご講演です。
100度~1000度の排ガスで発電を行う「熱発電ボックスユニット(水冷式)」や、炉の壁面の熱で発電する「熱発電壁面ユニット」、お湯を沸かしながら発電する「発電鍋」を世に送り出しメディアの注目度も高い藤田氏のお話に、どうぞご期待ください。
2011年7月28日(木) 午後2時~4時
堺市産業振興センター環境ビジネス研究会 公開セミナー
「『発電鍋を開発した会社』の温度差発電セミナー」
~炉や排気ダクトの熱を電気に変える方法~
◎進行・解説を担当します。
会場:大阪府堺市北区堺市産業振興センター 5階 会議室1 地図
堺市北区長曽根町183-5
対象:企業及事業を営む方等
定員:30名(先着順)
参加費:無料(お申し込み)
主催:財団法人 堺市産業振興センター
窓口:財団法人 堺市産業振興センター 産業振興グループ(担当:山田、這越〈はえこし〉)
TEL 072-255-9330 FAX 072-255-1185