北極の海氷が例年より4割近くも縮小
また、地球温暖化の動かぬ証拠です。
北極の海氷面積が、観測史上最小だった2005年の記録より、日本列島3個分も小さくなってしまいました。
日本から、船で北極海を通ってヨーロッパに行くことも可能になってしまいました。
北極海の氷 観測史上最小を更新
(宇宙航空研究開発機構)
光の反射率が高い海氷が溶けて、反射率の低い海になると、熱がどんどん蓄積させるため、ますます周囲の氷を溶かしていきます。
また、冬になっても海氷が広がるのが遅くなりますから、次の夏は、もっと縮小が進むかもしれません。
数年前、北極海の夏の海氷がなくなるかもしれないという話が出た時は、2080年位という予想でした。
それが、2060年となり、最新の予測では、2040年頃とされていました。
しかし、この海氷の様子を見ると、それまで持つかも怪しく感じます。