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環境ジャーナリスト 講演講師 富永秀一 ブログ

9月4日(火)に一般質問をします

 豊明市議会の9月定例月議会で、9月4日(火)の4人目で一般質問します。お近くの方、よろしければ傍聴にお越し下さい。 ライブ中継もされ、録画でもご覧になれます。 https://www.youtube.com/channel/UCvPY5woiJGV6B4CxLqHAScw  ただし、台風21号の進行が早ければ、議会の予定が変更されるかもしれません。  今回の質問は5件です。  1件目は「エアコン設置教室に日射対策を」です。  来年6月までに全小学校、再来年6月までに全中学校の普通教室にエアコンを設置する方針が示され、8月28日(火)の9月定例月議会初日に、小学校にエアコンを設置するための設計の補正予算が出され、即決されましたが、エアコンの負荷を抑えるための提案です。  夏の晴れた日に車の窓を閉めると一気に温度が上がるように、教室も締め切ると、温室のようなもので、外気温より遙かに温度が上がります。エアコンを入れれば、室温は下がっていきますが、多大なエネルギーが必要です。  そこで、後付けできるひさしなどで、夏の上方からやってくる日射を遮る考えはないか聞きます。 06.jpg  2件目は、「設置型仮設給水タンクの準備を」です。  大規模災害が発生し、断水が発生した際、避難所で給水を受けるために、被災した方々が長い行列を作らなければならない事態を減らすため、各避難所には、設置型仮設給水タンクや組み立て式水槽を置き、現在ある車載型仮設給水タンクは、主にその設置型タンクへの巡回給水に使用する考えはないか聞きます。 15 .jpg  3件目は、「土砂災害に対する情報提供、備えを」です。  西日本豪雨においては、土砂災害が発生する危険性が高く、その場合、建築物や住民に危害が及ぶおそれがあるとされる土砂災害警戒区域や、土砂災害特別警戒区域のみならず、警戒区域の指定には至らなかった急傾斜地崩壊危険箇所においても、実際に土砂崩れなどが発生しています。  当市にも、40弱の急傾斜地崩壊危険箇所があり、その内6カ所は、土砂災害警戒区域、特別警戒区域に指定されています。  土砂災害警戒区域などに指定されれば、住民や関係者への説明も行われ防災上も注意が払われるようですが、そうでなければ、特に住民に対する注意喚起も行われず、防災上も豪雨災害においては、何の位置づけもされていないようです。  これまでの常識が通用しない豪雨に襲われる可能性が高まる中、土砂災害警戒区域に指定されていなくても、急傾斜地崩壊危険箇所については何らかの情報提供や防災上の位置づけをする考えはないか聞きます。 15.jpg  4件目は、「コミュニティFM開設の働きかけを」です。  西日本豪雨や、東日本大震災の例を引くまでもなく、災害発生のおそれがある場合や、災害発生後において、正確で迅速な情報伝達は大変重要です。  しかし、同報無線等を持たない当市の場合、Webやメール、広報車等、独自に広範に情報を伝達する手段は非常に限られています。  先日、豊明市防災講演会で、豊明市出身で、豊明市広報大使でもあるシンガーソングライター、よしかねたくろう氏が、発災直後、一番欲しかったのは「確かな情報」だったとして、災害FMの立ち上げをしては、という提案をして下さいました。  私が以前質問した、臨時災害放送局がそれに当たります。  この時、当局側はゼロ回答でしたが、臨時災害放送局を設置することは、大規模災害後の市民生活を支える情報インフラとして大いに役立ちます。  しかし、震災後に準備にかかるのでは、立ち上げに非常に時間がかかり、ましてや、災害発生前の防災情報を伝えることはできないため、今回は角度を変えて質問します。  防災・災害情報の発信のみならず、平常時は市民への情報発信、シティプロモーションにも役立てることができる、コミュニティFMの立ち上げを働きかけてはどうかということです。  市が独自に開設することは難しいかもしれませんが、放送のノウハウを持っているケーブルテレビ局や、地元、周辺の企業、あるいは市民有志などに働きかけてみる考えはないか聞きます。 16 .jpg    最後の5件目は、「ペーパーレス化の推進を」です。  とよあけICTアクションプラン2020において、無線ネットワークを適所に構築し、事務室以外で、手元に持参したモバイル端末で資料を表示させ、業務の効率化、生産性の向上を図り、ペーパーレス化を進めるとしているので、どのような計画になっているのか聞きます。 16.jpg 台風のため、7日になりました。