豊明市と、NPO法人環境研究所豊明主催の、「有機循環フォーラム2015 熊や鹿と共生できますか?」に来ています。
まずは浜島昭二理事長による、「豊明市の有機循環事業」の紹介です。
この後、名古屋大学大学院の高野雅夫教授による、「若い世代が担う里山と山村地域の再生」、そして、日本熊森協会の森山まり子会長による「豊かな森を次世代へ」と続きます。
16:30までの予定ですので、お近くの方、今からでも、よろしければどうぞ。
追記:
日本熊森協会、森山まり子会長のお話は衝撃的でした。
少し前まで人工林の荒廃が問題で、どんどん広葉樹への転換を進めてきたものの、今の大問題は原生林が枯れ始めていることだとのこと。
ハッキリした原因は掴めていないものの、地球温暖化により、ドングリのなる木を好む温暖な地に住む昆虫が増殖していることなどが原因だろうとのこと。
樹齢200年もの巨木がどんどん枯れていて、ドングリがなっていても中身がない確率も増えているとのこと。
山に餌がなくなって熊や鹿など動物が仕方なく里に降りてきているのに、環境省は獣が出てくるのはハンターが減ったからだとして、ハンター募集をやっているそう。
今パブリックコメントで、元暴力団員に銃を持たせるのは、暴力団をやめて3年後がいいですか?5年後がいいですか?と聞いてるということなので、調べたらやってました。
鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律施行規則の一部を改正する省令案に対する意見の募集について
http://www.env.go.jp/press/101627.html
環境省ってハンターになろうと呼びかけるのも仕事なんですか。
https://www.env.go.jp/nature/choju/effort/effort8/hunter/
マスコミは国にたてつくのを恐れて取り上げない、とのこと。
カナダで虫の被害が拡大して深刻なのは知っていましたが、日本でもそんなに進んでいたとは。
そして環境省はこんな対応をしていたとは。
驚きました。