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環境ジャーナリスト 講演講師 富永秀一 ブログ

九州電力管内はすでにピーク時再生可能エネルギーが54%に。

日経テクノロジー

「遠隔制御の導入、予測精度の向上で、出力制御率は下がっていく」、九州電力・能見執行役員

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/FEATURE/20150601/420989/?ST=pv&P=2

すでに九州電力管内では、太陽光発電が466万kW接続されていて、今年の5月5日には、ゴールデンウィークで需要が約770kWしかなかったこともあり、太陽光が約370kW、水力を含めると再生可能エネルギーの比率が最高で54%に達したそうです。

一気にドイツ並みになったことになります。

一日全体でも24%で、政府が掲げている2030年に再生可能エネルギーの比率を22~24%にするという低い目標の水準にすでに達しています。

九州電力管内では、太陽光発電の接続承諾済みを含めると823万kW、申込まで全部入れると1800万kWになるそう。

火力発電を止めたり、揚水発電で蓄電するなど、他の手段をすべて取っても電気があふれそうな時は太陽光発電の出力を無制限に抑えられる制度ができたとはいえ、他の地域に電気を送る連系線の強化が急務です。