中日新聞「世界のCO2排出、初の横ばい 経済成長と対策の両立可能」
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2015051602000254.html
世界が経済成長をしたのにCO2の排出量が増加しなかったのはデータがある過去40年間で初めてとのこと。
世界の経済は前年より3%成長したのにCO2が増えなかったということは、経済成長とCO2削減は両立できると証明したことになります。
しかし、排出量の伸びが止まっただけで、IEAのまとめで年間323億トンというCO2を排出しているのであり、CO2濃度の増加が止まった訳ではありません。
気温上昇を2度まで抑えるには、2050年頃までにこの排出量を半分程度に、今世紀中にほぼゼロにしなければなりません。
しかし、良い傾向になってきたことは間違いなく、わずかですが希望が見えてきました。
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