中部電力の4度目の実質的脱原発記念日
中日新聞:「浜岡維持に年間1000億円 きょう停止4年」
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2015051402000087.html
今日は、2011年に中部電力が浜岡原子力発電所を停止した、実質的な脱原発記念日です。
そしてこの日についに主要メディアが、1面トップで、原発の本当のコスト構造について書いてくれました。
私が以前から、堺市産業振興センター環境ビジネス研究会のコラムなどで指摘してきたことです。
Vol.22「電力会社が赤字になった理由」
Vol.43「火力発電は大黒字」
など。
原発は維持しているだけで多額の費用がかかり続けるのです。
廃炉を決めてもそれ以降莫大な費用が必要ですが、それまでにかかる費用は決断さえすれば削減できます。
国には、電力会社が廃炉に踏み切りやすいよう、脱原発の決断をして欲しいのですが、逆の方向を向いているようなのが残念です。
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