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環境ジャーナリスト 講演講師 富永秀一 ブログ

台風6号 安心情報を流すにはまだ早いのでは?

報道ステーションを見ていたら、天気のコーナーで台風6号について、「本州に上陸する可能性は低い」と言っていました。 気象庁の5日後までの予報円がこちら。 01.png 予報円の中心は南海上を通っていますが、本州は十分予報円の中に入っています。 余程勢力が落ちる予想になっていて、上陸前に台風ではなくなる見込みなのかと思い、米軍の合同台風警報センターを見てみました。 1.gif 本州接近時でも風速40ノット、20メートルくらいは保っていそうです。弱いですが台風である可能性はあります。 台風6号はまだ転向する前で、かなり予報がずれる可能性がある事をふまえると、現時点で安心情報を流すのは早いと思います。 「進路が北寄りになった場合、季節はずれの本州上陸の可能性もありますから、今後の情報にご注意下さい」位言っておく方が良いのではないかと思います。 〈5月12日追記〉 台風6号、危惧していたような進路になってきました。 気をつけましょう。 01.png