脱炭素に向けて様々なタイプの内燃機関、エンジンを開発、活用していくことでトヨタやマツダなど5社が連携していくとのことです。
はっきり言って遅すぎたと言わざるを得ません。
私は今から12年前の2009年8月に書いたブログ記事「究極のエコカーはEV?FCEV?いや、実は・・・①~③」のシリーズの最後、③で書いたように、内燃機関、エンジンに比べてEVは部品点数が激減するため、雇用が大幅に減ります。
しかし、バイオ燃料化してCO2排出量を大幅に減らせば生き残れる可能性があるのです。
ただ、それはEV化が進む前に成し遂げられなければならないため、その頃の自動車関係、ガソリンスタンド関係の業界向け講演では、今から全力で取り組む必要があると話していました。
特に、日本で開発された、短期間で急成長するスーパーソルガムを燃料作物として国内、海外で栽培し、バイオ燃料を調達できるようになれば内燃機関を残す事が可能であると話してきました。
しかし、丁度今日のNHKスペシャルでも取り上げられていたように、もう2030年代~40年代には、EV以外の販売を禁止することを表明する国や地域が出てきてしまっています。
今回の連携した取組で、ある程度の成果を出すことができるようになったとしても、大半がEVとなり、内燃機関は特殊な用途や趣味の分野でのみ生き残る世界になることはもう避けられないでしょう。
こちらの懸念だけは手遅れになって欲しくありません。