購入後8年の冷蔵庫が夏頃から頻繁に霜取り運転に入り、その度に冷凍庫の物が解凍され、また冷凍されるという状態が続いていました。
おかしいとは思いながらも、気づかないうちに扉が閉まっておらず、大量の霜がついたせいだろうと考え、暑い夏が過ぎれば安定するかもと我慢していました。
しかし、秋になっても冬になっても同じような状態で、今年に入り、さらに症状は悪化。冷凍庫は-8度位まで冷えるものの、冷蔵庫が常温になってしまいました。
ネットで検索すると、「丸一日コンセントを抜いて、扉を開けておくと直る場合がある」という記述があり、やってみました。
すると、確かに両方冷えるようになり、「やった!」と喜んだのも束の間、一日後には、今度は冷蔵庫は冷えるものの、冷凍庫が冷えなくなりました。
「まだ霜が取りきれていないのか?」と思い、2回ほど同じようにやってみましたが、毎回、どちらか片方が冷えず、最後にはどちらも常温になってしまいました。
ついに観念して、修理するか、買い換えるか決断することにしました。
ネットで調べると、コンプレッサーの交換となると4万円位かかるとの記述が。
買い換える場合に備え、家電店で、6人分の容量で、10年使うとしてトータルコストが安い機種(エコ・ゴージャスの考え方ですね!)を調べてみると17~18万円かかる事がわかりました。
もともと、当時としてはかなり省エネの機種を選んでいたこともあり、買い換えによる電気代削減効果はあまり大きくないため、修理した後2~3年でももってくれればいいと思い、修理してもらうことに決めました。
診断の結果、やはりコンプレッサーの交換が必要となりました。しかし、意外と安く、2万5000円+消費税で済むとの事。
4万円を覚悟していたので、もちろんすぐ交換をお願いしました。
2時間半ほどで無事作業終了、電源が入ると、吹き出し口から懐かしい本当に冷たい冷気が出てきました。
その後は快調そのもの。半年間だましだまし使っていたストレスを思えば、もっと早く修理してもらえば良かったと思います。
今回は、講演でお話ししているエコ・ゴージャスの7Rのうち、リペア(Repair・修理する)で解決しました。
皆さんも、家電などが壊れた時、簡単に買い換えず、修理の見積もりをしてもらってから判断されると良いですよ。
もちろん、修理できない安物ではなく、修理しながら長く使える良い物(修理の体制が整った、簡単にはつぶれないメーカーの物)を買いましょうね。それが本当の豊かな生活、エコ・ゴージャスです。