未来の人類に生命あふれる地球を残そう!

環境ジャーナリスト 講演講師 富永秀一 ブログ

再生可能エネルギー

【動画】「日本が産油国になる日」

石油の需要に供給が追いつかなくなり、価格が大幅に上昇する"ピークオイル"が間近に迫っていると言われる中、藻類が作り出す油を大量生産する研究が進んでいます。 従来有力とされてきた「ボトリオコッカス」と比べ、油を10倍以上の効率で作り出せるという「…

【動画】「ほっかいどうエネルギーフロンティアフォーラムin釧路」

2011年1月9日に開催された「ほっかいどうエネルギーフロンティアフォーラムin釧路」で講演後に行われた見学会の、モバイルによる中継録画です。 クリーニング工場の熱源として、木材チップを燃料とするバイオマスボイラーを利用している「マルセンクリーニン…

「私のエコライフ」十一回目~自宅を太陽光発電所にしませんか~

中外日報の「人生Journal」での連載、「私のエコライフ」の11回目です。 「自宅を太陽光発電所にしませんか」です。 2001年に自宅に太陽光発電システムを設置した体験談です。経済、環境面の効果を検証しました。

国の将来を見据えたビジョンが必要

経済産業省が、インターネットを通じて国民から意見を募集し、政策議論を促進しようと、アイディアボックスというものを開設しました。 テーマの一つに、「地球温暖化問題に対するIT技術の貢献」があり、私も、アイディアを投稿しました。 IT分野をどうする…

2020年までにCO2を24%削減。無理だと思いますか?

先日、共同通信などが伝えたように、京都議定書以降のCO2削減目標について、EUは、世界の平均気温の上昇を2度以内に抑えるため、2020年までに自らは30%削減、日本、アメリカは24%削減が必要という試算をしたそうです。 これは1990年レベルに比べてですから、…

環境、経済の未来予想図6

先日からの続きです。(流れ全体は2008年12月27日の記事からご覧下さい。) ●再生可能エネルギー革命が実現した場合 ○貧富の差 私が提言で書いたように、現在貧しい国には、エネルギーを輸出できるよう、再生可能エネルギー関連設備を整備し、経済力のある国に…

環境、経済の未来予想図5

先日からの続きです。(流れ全体は2008年12月27日の記事からご覧下さい。) ●再生可能エネルギー革命が実現した場合 ○経済、雇用への影響 国際連合再生可能エネルギー基金(UNREF)が設立され、特例による無限の予算で、国、地域を通じて再生可能エネルギー関連…

環境、経済の未来予想図4

先日からの続きです。(流れ全体は2008年12月27日の記事からご覧下さい。) ●グリーン ニューディールを進めた場合 ○経済、雇用への影響の続き グリーン ニューディールを徹底する方法のもう一つの問題は、粘り強く、グリーン ニューディールを続けて、経済、…

環境、経済の未来予想図3

先日、昨日の続きです。(流れ全体は2008年12月27日の記事からご覧下さい。) ●グリーン ニューディールを進めた場合 ○経済、雇用への影響の続き 今朝、テレビを見ていたら、商品へのカーボンフットプリントの表示が始まったというニュースをやっていました。 …

環境、経済の未来予想図2

先日の続きです。(流れ全体は2008年12月27日の記事からご覧下さい。) ●グリーン ニューディールを進めた場合 ○経済、雇用への影響の続き 自動車に限らず、地球温暖化を気にせずにエネルギーを使えるようになれば、家電、産業機械、ロボット等の機械は、それ…

環境、経済の未来予想図

化石燃料への依存を続けた場合、グリーン ニューディールを進めた場合、私が提案している再生可能エネルギー革命が実現した場合で、どんな違いが出てくるか、予想してみました。 ●化石燃料への依存を続けた場合 ○今世紀中に考えられるリスク ・異常気象多発 …

再生可能エネルギーを急速に普及させるための提言

これまで何度かお伝えしてきた、(2008年12月27日の記事からご覧下さい。)再生可能エネルギーを急速に普及させるためのアイディアについて、提言書にまとめました。 以下からダウンロードしていただけますが、文章も掲載しておきます。 国際連合再生可能エネ…

国際連合再生可能エネルギー普及プロジェクトの先は

再生可能エネルギー革命について考察をしています。(流れが分からない方は、2008年12月27日の記事からご覧下さい。) Q.企業のあり方はどう変わる? の続きです。 A.電力会社はどうなるでしょう。国連の資金で設置した発電等の設備は、国の物にすると書きまし…

再生可能エネルギー革命が起きた時、企業の対応は?

再生可能エネルギー革命について考察をしています。(流れが分からない方は、2008年12月27日の記事からご覧下さい。) 以前、国際連合再生可能エネルギー基金という名前で、プロジェクトの名前も兼ねると書きましたが、文脈によっては、おかしくなるので、やは…

大量のゴミが出る?

再生可能エネルギー革命について考察をしています。(流れが分からない方は、2008年12月27日の記事からご覧下さい。) Q.将来、大量の廃棄物を生むことになるのでは? A.少なくともシリコン系太陽電池の寿命は半永久です。枠や配線の部分は20年~30年で傷みま…

国際入札での選定基準

再生可能エネルギー革命について引き続き考えてみます。 Q.再生可能エネルギー設備の受注企業を選ぶ国際入札での選定基準は? A.価格も基準の一つにはなりますが、それだけではいけません。環境負荷の少なさを重要な基準にするべきです。 具体的にはライフサ…

再生可能エネルギー革命(RER)は可能か

再生可能エネルギー革命の実現可能性について引き続き考えてみます。 Q.太陽光発電の設備を急増させて資源量は足りる? A.現在の主流であるシリコン系の太陽電池の原料、シリコン(珪素)は、地球を構成する主成分の一つで、資源量は事実上無限にあります。一…

国際連合再生可能エネルギー基金(UNREF)

昨日、国連が無限の予算を使って、再生可能エネルギー設備の整備を進めるアイディアについて、国連の担当する機関やこのプログラム自体の名前を考えたいと書きましたが、「国際連合再生可能エネルギー基金」がいいのではないかと思います。 普及とか、整備を…

再生可能エネルギー革命(RER)と命名

先日来ご紹介している考え方に名前を付けた方がいいと思い、考えた結果、「再生可能エネルギー革命」と呼ぶことにしたいと思います。 国際的に理解を得なければ意味がないので、英語表記も決めました。 「Renewable Energy Revolution(RER)」としたいと思い…

国連が無限の予算を持つ制度2

昨日書いた、再生可能エネルギーを活用する設備の整備に目的を限定して、国連が無限の予算を持つというアイディアについて、Q&A形式でもう少し考えてみます。 Q.無限の予算を持つなんて荒唐無稽ではないか? A.そもそも、お金自体、紙や金属の固まりに価値が…

国連が無限の予算を持つ制度はいかが?

前々から、お金という人間が作った制度がネックとなって、人類自身の進歩が妨げられている事に矛盾を感じていました。 特に、地球温暖化対策は待ったなしで、早急にCO2排出量を激減させる、すなわち、化石燃料から再生可能エネルギーへの転換を進めなければ…

再生可能エネルギーだけで全世界のエネルギー供給は可能

日本で、環境分野への投資が、海外ほど伸びていない理由の一つに、太陽光や風力、バイオマスといった再生可能エネルギーで、日本のエネルギー全てを賄うことはできないという誤った認識が浸透している事も原因の一つだと思います。 実際には、太陽光だけで、…