未来の人類に生命あふれる地球を残そう!

環境ジャーナリスト 講演講師 富永秀一 ブログ

2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

高知のパネルディスカッションで新提案

パネルディスカッションの為、昨日から高知に来ていました。 ホテルのチェックアウトから集合時間まで間があったため、路面電車の乗り換えのついでに、はりまや橋を見て、高知城にも行ってみました。 〈はりまや橋〉 高知城の天守閣は、江戸時代に一度大火で…

一番お得な電球型蛍光灯は?

昨日、浴室の電球型蛍光灯が点かなくなったので、買いに行きました。 折角の機会なので、講演でいつもお話している、エコ・ゴージャスの考え方による、買い物の仕方をご紹介しておきます。 店にあった電球型蛍光灯の購入候補は、以下の3種類。 A、価格:298円…

環境立国へと舵を取るオバマ大統領

オバマ大統領は予定通り、環境分野への投資で経済発展を目指す、グリーン ニューディール政策を推進しています。 排ガス規制の強化や燃費基準の引き上げは、この分野で先行している日本の自動車メーカー、関連部品を提供するメーカーに有利でしょう。 私がデ…

酸欠海域「デッドゾーン」増加の恐怖

デンマーク技術大学の科学者が気候変化のシミュレーションを行ったところ、温暖化が進行すると、海中の酸素濃度が低下して、魚類や海洋生物が生息できない「デッドゾーン」が誕生するそうです。 私は、講演の中で、過去の温暖化した時期に、メタンハイドレー…

小林クリエイト 小林祥浩社長

もうあと何時間かでOAになってしまいますが、私がディレクターとして担当している番組でおもしろい技術を紹介します。 今回のゲストは、小林クリエイトの小林祥浩社長です。前の社名、小林記録紙の方が、ご存じの方は多いかもしれません。 工業用記録紙が売…

やはり南極も温暖化していた

すでに科学的には“絶滅危惧種”となっている地球温暖化懐疑派ですが、その残ったごく一部の人たちの大きな拠り所が、「南極は温暖化していない」という推測でした。 しかし、これまでにも、NASAの衛星からの観測データによって、南極の氷床、氷河の体積が減っ…

バス、船舶、航空機をどうするか

鉄道旅行券による景気対策のアイディアの補足です。 バスや船舶、航空機の扱いをどうするか、考えてみました。 鉄道ほどではありませんが、バスも船舶も自家用車で移動する場合よりCO2排出量は少なくてすみます。 また、鉄道で行けない場所への移動に使われ…

政府、関係省庁、各政党に意見を送付

前に書いた鉄道旅行券の政策案について、政府、関係する省庁、政党助成法上の政党要件を満たしている全政党に意見を送付しました。 内容は以下の通りです。 なお、CO2排出量のデータは、前に書いた時は2005年度のものでしたが、2006年度のものを見つけたので…

ブログタイトル変更

ブログのタイトルを変更しました。 旧タイトルは、「otomi style ~環境ジャーナリストの日常~」でした。 開設時は、もっと個人的な事も色々書きつづっていくつもりだったのですが、ほとんどがメッセージ的な内容になってきて、タイトルと合わなくなってき…

鉄道乗り放題1日1,000円

国土交通省などが発表した案によると、二次補正予算成立後に予定されている高速道路料金の割引は、どこまで行っても1,000円となるようです。 土日祝日限定だそうですが、これでは前にも書いたように、週末、休日ごとに高速道路は大渋滞し、CO2が大量排出され…

国際連合再生可能エネルギー普及プロジェクトの先は

再生可能エネルギー革命について考察をしています。(流れが分からない方は、2008年12月27日の記事からご覧下さい。) Q.企業のあり方はどう変わる? の続きです。 A.電力会社はどうなるでしょう。国連の資金で設置した発電等の設備は、国の物にすると書きまし…

高知と大阪でパネルディスカッション

高知と大阪で環境省主催のシンポジウムで、パネルディスカッションのコーディネーターをします。 よろしければ、お越し下さい。 2009年1月29日(木) 午後1時~4時 平成20年度浄化槽シンポジウム高知県 パネルディスカッション 午後2時半~3時半 「これからの…

再生可能エネルギー革命が起きた時、企業の対応は?

再生可能エネルギー革命について考察をしています。(流れが分からない方は、2008年12月27日の記事からご覧下さい。) 以前、国際連合再生可能エネルギー基金という名前で、プロジェクトの名前も兼ねると書きましたが、文脈によっては、おかしくなるので、やは…

大量のゴミが出る?

再生可能エネルギー革命について考察をしています。(流れが分からない方は、2008年12月27日の記事からご覧下さい。) Q.将来、大量の廃棄物を生むことになるのでは? A.少なくともシリコン系太陽電池の寿命は半永久です。枠や配線の部分は20年~30年で傷みま…

国際入札での選定基準

再生可能エネルギー革命について引き続き考えてみます。 Q.再生可能エネルギー設備の受注企業を選ぶ国際入札での選定基準は? A.価格も基準の一つにはなりますが、それだけではいけません。環境負荷の少なさを重要な基準にするべきです。 具体的にはライフサ…

再生可能エネルギー革命(RER)は可能か

再生可能エネルギー革命の実現可能性について引き続き考えてみます。 Q.太陽光発電の設備を急増させて資源量は足りる? A.現在の主流であるシリコン系の太陽電池の原料、シリコン(珪素)は、地球を構成する主成分の一つで、資源量は事実上無限にあります。一…

国際連合再生可能エネルギー基金(UNREF)

昨日、国連が無限の予算を使って、再生可能エネルギー設備の整備を進めるアイディアについて、国連の担当する機関やこのプログラム自体の名前を考えたいと書きましたが、「国際連合再生可能エネルギー基金」がいいのではないかと思います。 普及とか、整備を…

再生可能エネルギー革命(RER)と命名

先日来ご紹介している考え方に名前を付けた方がいいと思い、考えた結果、「再生可能エネルギー革命」と呼ぶことにしたいと思います。 国際的に理解を得なければ意味がないので、英語表記も決めました。 「Renewable Energy Revolution(RER)」としたいと思い…

国連が無限の予算を持つ制度2

昨日書いた、再生可能エネルギーを活用する設備の整備に目的を限定して、国連が無限の予算を持つというアイディアについて、Q&A形式でもう少し考えてみます。 Q.無限の予算を持つなんて荒唐無稽ではないか? A.そもそも、お金自体、紙や金属の固まりに価値が…

国連が無限の予算を持つ制度はいかが?

前々から、お金という人間が作った制度がネックとなって、人類自身の進歩が妨げられている事に矛盾を感じていました。 特に、地球温暖化対策は待ったなしで、早急にCO2排出量を激減させる、すなわち、化石燃料から再生可能エネルギーへの転換を進めなければ…

再生可能エネルギーだけで全世界のエネルギー供給は可能

日本で、環境分野への投資が、海外ほど伸びていない理由の一つに、太陽光や風力、バイオマスといった再生可能エネルギーで、日本のエネルギー全てを賄うことはできないという誤った認識が浸透している事も原因の一つだと思います。 実際には、太陽光だけで、…

なぜ肉食をやめたのか

年賀状を受け取った方から、なぜ肉食をやめたのかについてお問い合わせがあり、お返事するに当たって、考えをまとめましたので、こちらにも載せておきます。 私の場合は、もともと、環境問題から、肉食をやめた方がいいと思っていましたが、踏み切れていませ…

新年あけましておめでとうございます!

皆さん、あけましておめでとうございます。 世間は経済危機ですが、ピンチをチャンスにしていきたいものですね。 環境分野に投資することで雇用を拡大し、経済成長を目指す、グリーン ニューディールに、日本は後れを取っていますが、嘆いているだけでは進み…